こんばんは。夫の秋鐘です(o^^o)ノ🔔
メダカ飼育歴1年3ヶ月となりました。今日は水槽リセットの重要性について書いていきます。
- 水槽リセットとは?
- 蓄積されていくダメージの過程
- 【12月上旬】交換時期より前にフィルターが詰まるようになる
- 【12月中旬】フィルター詰まりの間隔が短くなっていく
- 【12月下旬】黒髭藻が爆発的に増殖する
- 【2月上旬】まだ水質改善の余地が残されている
- 【3月上旬】タニシが全滅
- 【3月中旬】ルリーシュリンプが全滅
- 【3月下旬】苔取り要員としてオトシンクルスを導入
- 【4月上旬】海老と貝が居なくなった影響で再び水質が悪化
- 【5月上旬】水質改善のためコリドラスパンダをお迎え
- 【5月中旬】水質改善を期待しルリーシュリンプを再び導入
- 【5月下旬】ついにメダカが☆に…
- 【6月上旬】次々とメダカが☆に…
- 【6月中旬】メダカが卵を産まなくなる
- 【6月下旬】メダカが泳がなくなる
- 【7月上旬】ルリーシュリンプが☆に…
- 【7月中旬】水槽リセットについて考えを改める
- 水槽をリセットしたら生命の活力が溢れ出してきた!!
- まとめ
水槽リセットとは?
生体を全て非難させ、水槽を丸洗いし、1から水槽を立ち上げ直す事が水槽リセットと言われています。
水槽内に病気が広がってしまった場合、感染を防ぐ手段として用いられます。
黒髭藻が全体に広がり景観が壊滅的になってしまった場合、修復するよりもリセットしてしまう選択を取ることもあります。
そして意外だったのですが、病気や黒髭藻などの問題が無くても1年に1回リセットするのがアクアリウム界では割と常識っぽい様子。
次の章ではリセットしないとどうなって行くのか時系列で体験談をシェアしようと思います。
蓄積されていくダメージの過程
4月に水槽を立ち上げ、順調にメダカが増えていきました。しかし8ヶ月程経つと様々な問題が起こり始めました。
【12月上旬】交換時期より前にフィルターが詰まるようになる
2週に1度1/3水換え、3週に1度フィルター交換をしてきましたがフィルターが詰まった事はありませんでした。
ある日、循環機から凄い異音がして故障かと思いましたが、壊れた訳では無く掃除しても変わらない。原因はフィルターが詰まってポンプが水を吸い上げられなくなっていた音だったのです。
【12月中旬】フィルター詰まりの間隔が短くなっていく
新品のフィルターに交換しても1週間で詰まってしまう状態まで悪化しました
【12月下旬】黒髭藻が爆発的に増殖する
安定状態だと黒髭藻が発生してもルリーシュリンプ達が美味しく平らげていましたが、食べる速度を上回るスピードで爆発的に増殖し始めました
フィルターが詰まるほど水中に栄養素が充満していて、それを栄養源に黒髭藻が爆発的に増えていきます。
【2月上旬】まだ水質改善の余地が残されている
数週間に渡り試行錯誤し、どうにかフィルター詰まりの間隔を3週間間隔まで改善出来ました。
当時予測していた原因は4点
- 底掃除しすぎてバクテリア減少
- 冬の寒さでバクテリアの活動停止
- 餌の与えすぎで水中の栄養素増加
- 黒髭藻がフィルターを詰まらせる
バクテリアを増やし、餌を減らせば解消されると考えました。
予測通りフィルターは詰まらなくなり、黒髭藻の増殖は止まった、、、かのように見えました。
今にして思えば、ここがデッドラインで、ここで水槽リセット出来ていれば…と悔いが残ります…
この時は初めての越冬で底掃除し過ぎた影響と考えていたため水槽リセットなんて全く思いつきませんでした(>人<;)
【3月上旬】タニシが全滅
通常タニシは越冬が難しいと言われているので水質が原因とは言い切れませんが、2匹生き残っていたタニシが同時期に両方☆になりました。
フィルターは3週間保つようになったし気温のせいだと考えました。
【3月中旬】ルリーシュリンプが全滅
タニシの後、1日1匹ずつルリーシュリンプが☆になっていき、ついに全滅してしまいました。
春の陽気になったかと思えば冬の寒さに戻ったり水温が不安定になった事が原因だったかもしれないと考えました。
黒髭藻を食べてくれなくなり、餓死した様子でした。水温のストレスで体調を崩し餌が食べられなくなったのだと考えました。
【3月下旬】苔取り要員としてオトシンクルスを導入
苔や藻を食べてくれる生体が居なくなりましたが、全滅した原因が分からないのにエビやタニシを導入するわけにもいかず、オトシンクルス2匹を導入することにしました。
メダカ13匹は元気だったのでメダカサイズの魚は大丈夫だろうと判断しました。
このオトシン2匹(まだ子供)が猛烈に黒髭藻を食べまくり一瞬で水槽内が綺麗になっていきました!
※大人になったら全然食べなくなりました
【4月上旬】海老と貝が居なくなった影響で再び水質が悪化
また1週間でフィルターが詰まるようになりました。
今度は極少量ずつ毎日水換えを行い、バクテリアの投入頻度を上げてみました。
アクアリウム界では点滴と言われる水換え方法があり、生体の負担にならないように極少量ずつ水を循環させていきます。
水を浄化してくれる生体が居ないので物理的に綺麗な水に交換していくしか無くなったと判断しました。
【5月上旬】水質改善のためコリドラスパンダをお迎え
相変わらずフィルター詰まりが改善しないのでコリドラスパンダを2匹お迎えしました。
コリドラスは底に落ちたメダカの餌を食べて片付けてくれます。
底の食べ残しが無くなれば水中の栄養が減って行き水質の悪化を予防します。直接苔や藻を食べるわけではありませんが、苔や藻を減らしていく効果があります。
【5月中旬】水質改善を期待しルリーシュリンプを再び導入
水質が改善に向かっていると期待し、気温も上がってきたのでルリーシュリンプを再びお迎えしました。
エビが元気なら次にタニシを迎え、以前のように元気な水槽に戻して行けると考えていました。
【5月下旬】ついにメダカが☆に…
相変わらずフィルターは1週間で詰まってしまうものの、オトシンクルス&コリドラスパンダ&ルリーシュリンプのおかげで水槽内は綺麗になっていってたし、メダカも卵を産み始めました。
気温も上がってきたのでバクテリアの活動も活発になり水質が改善していくものと期待していました。
そんな中、お母さんメダカが寿命を迎えましたが年齢的に天寿だったと思いました。
これが終わりの始まりだった事にまだ気づいていなかったのです…
【6月上旬】次々とメダカが☆に…
体調が悪そうなメダカが現れ、餌が食べられなくなり1週間ほど頑張るものの☆に…
するとまた別の1匹が体調不良になり、餌が食べられなくなり☆に…
これで最後!と思っても1週間毎に1匹ずつ☆になっていく連鎖を止められませんでした。
家庭内も次第に灰色ムードになりどんどん沈んでいきました…
【6月中旬】メダカが卵を産まなくなる
13匹いたメダカが6匹まで減り、卵を産んでいたメダカが卵を産まなくなりました。
ルリーシュリンプも昨年は5月から産卵してたのに今年は1度も卵を抱えていません。
もともと水槽の大きさ的に10匹以上は過密飼育となるため、メダカ6匹+オトシン2匹+コリドラス2匹まで減り適正な数に収まったという見方もできます。
ここから改善されていくかもしれないと淡い期待を持っていました。
【6月下旬】メダカが泳がなくなる
体調の悪い特定のメダカだけでなく全匹泳がなくなり、みんなで1ヶ所に集まり潜むようになります。
餌の時間だけ水面に浮かんできて、食べ終わるとすぐに底に隠れてジッとしています。
そしてついに4匹にまで減ってしまいました。
♂×1
♀×3
【7月上旬】ルリーシュリンプが☆に…
メダカが減り続ける中、ルリーシュリンプは元気でした。
水質に問題がある場合、タニシ→エビ→メダカの順に体調を崩して行くと言われています。
エビが元気なら大丈夫と思っていましたが、急に2匹☆になってしまいました。1匹辛うじて生きていますが時間の問題です。前回の全滅がフラッシュバックしてきます。
フィルターの交換間隔が4日に…
【7月中旬】水槽リセットについて考えを改める
これまで調べてきた常識は次の3原則でした
- 底掃除しない方がバクテリアが保てる
- 水は頻繁に換えてはいけない
- 急激な環境変化はストレスが大きい
水槽リセットはこの3原則に全て逆らうものなので、最後の手段という認識でした。
失敗すれば全滅…
しかしこのままではジワジワと全滅を待つだけ…
そんな究極の選択を迫られている時Twitterのタイムラインにこんなtweetが流れてきました↓
わぉ〜(๑>◡<๑)凄〜い!!
と感嘆しつつも、
あれ?何かリセットに対して凄いカジュアルな感じが、、、気のせい??
そこから検索方法が変わりました。
これまでは問題に対する解決方法を調べていましたが、そうではなく、単に『水槽をリセットするタイミング』で検索を始めました。
すると水槽リセットについての認識がポジティブに変わりました。
- 1年に1回の水槽リセットは当たり前
- 出てくる泥の量を見れば底掃除とかいうレベルじゃない事がすぐにわかる
日々のメンテナンスとは全く次元が違うので3原則には当てはまらないし、1年に1度定期的に行うので最後の手段でも何でも無い。普通のこと。
どうせリセットするなら大胆なレイアウト変更をして楽しんじゃおうというスタイルなのか…なるほど
水槽をリセットしたら生命の活力が溢れ出してきた!!
妻の後押しもありリセットを決心しました!
残存する生体を全てキューブ水槽に移しました。かなりのストレスが掛かると思うがみんな頑張れ〜!!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
- メダカ4匹(♂1,♀3)
- メダカ稚魚2匹(性別不明)
- オトシンクルス2匹(♂1,♀1)
- コリドラスパンダ2匹(♂1,♀1)
- ルリーシュリンプ1匹(性別不明)
水は出来るだけ入れ替えないように、出来る限り汲み出して取っておきました。
底の砂利をバケツに出した時の驚愕の写真がコレ↓
ジャブジャブ洗いました
熱湯でアク抜きしブラッシングして準備してた流木を入れ新レイアウトを試行錯誤(๑>◡<๑)ワクワクドキドキ♪
- 麦飯石の砂利(リサイクル)
- 流木(大・新規素材)
- 流木(小・苔付き)
- アナカリス
- ウィローモス
- アヌビアス・ナナ
- ビー玉(風水アイテム)
- 神様から授かった小石(いわくつき)
汲み出して取っておいた水を戻したけど足りないので1/4新しい水を足し、生体を戻しました。
※余談ですが注水したら流木が浮いてしまったのでレイアウト用の石を上に乗せて押さえています。1ヶ月くらいすると内部の空気が抜けてちゃんと沈むようになるそうです。
更に新しい仲間を水合わせして合流させました。(ちょっとチャレンジャー過ぎたかも)
- ルリーシュリンプ稚エビ2匹
- 石巻貝2匹
4日経ちましたが誰も脱落せず、まずは立ち上げ成功かと!(=´∀`)人(´∀`=)
メダカ達は物凄く元気になってきています!隠れず泳ぎ回ってるし餌の食い付きが凄くてタックルしながら食べてるし、糞も立派になり、餌をねだってガラスにタックルしてくるように(๑>◡<๑)お腹も膨らんできました。
リセットから4日目の朝、2匹が同時に産卵を始めました!
家の中も明るいムードになってきました!
トンネルを潜ったり、お気に入りの枝を見つけていつも同じ場所で休んでたり、みんな生き生きとしていて、生命の活力がみなぎってきてるのを感じて本当に嬉しいです(*≧∀≦*)
フィルターも詰まりそうな様子はありません。
まとめ
水槽リセットのタイミングと意義について実体験を元にまとめてみました。
- フィルターがすぐ詰まるのはかなり危険なサイン
- 1年間蓄積された泥は普段のメンテをいくら頑張ってもどうにもならない
- コリドラスがいると泥の蓄積をかなり抑えられそう
- 年1回の水槽リセットは普通に必要と心得る
- どうせリセットするなら模様替えを楽しんじゃおう
いかがでしたでしょうか?アクアリストさんからすれば当然かもしれませんが、初心者目線ではなかなか勇気の要る決断だし盲点だったりするかもしれません。
1年経つと水槽がどうなっていくか、リセットするとどうなるのか、悩めるアクアリウム初心者のお役に立てれば幸いです。
まだリセット後4日なのでしばしば様子を追記して行きたいと思います。気になる方は是非また見に来て下さい♪
毎日水槽を眺めているSweet☆Home!
それでは次回もお楽しみに〜( ^∀^)