【今週のブログテーマ】今回のテーマ:【「ストレス」】
ストレスで閉鎖恐怖症(パニック障害)になり、
「自己暗示」で克服した経験のある琉偉でございます
厚かましくも、今日はそのお話を。
ーー 社会に出はじめの頃から2年間くらい。
電車の扉が閉まり発車のベルが鳴ると、
とつぜん息が苦しくなり、気分が悪くなる。
・・・いわゆる「閉鎖恐怖症」に長く悩んでいました。
周囲に相談しても。
乗り物酔いだとか、疲れているのでは?と言われていたので、
当時の私は、それがそのような名の病である事にすら気がつかず、
ただただ、電車通勤1時間をどう乗り切ろうかと日々怯えていたのです。
その「閉鎖恐怖症」とやらが最初に始まったのは、普段と変わらない朝の通勤電車。
つり革に掴まりながら、
前日の仕事中にあった忌まわしい出来事を繰り返し思い出しては、
会社に行きたくないと項垂れていました。
そうしたところ、
急に気分がわるく、視界がだんだん狭まり、意識が遠退いてきたので、
「このままでは倒れる」と思い。その場にしゃがみ込みました。
なんとか我慢して、次の駅で降りようと思ったのですが、
私が乗車している電車は「急行」で、
終点まで降りることは出来なかったのです。
それからというもの、電車の扉が閉まるたびに、
同じ症状を繰り返すようになりました。
何とかしようと1時間はやく家を出て、
各駅停車に乗って、気分が悪くなれば次の駅で降り…吐く。
という日常を。当たり前のように繰り返していました。
いつの日か。私にとってのストレスが、
仕事→電車→「抜け出せない、閉じ込められる」
という恐怖へと変わっていったのです。
そんなある日の事。
やはり通勤途中で気持ち悪くなり、
そのまま動けなくて遅刻しそうでしたので、会社に連絡し遅れて出社しました。
すると、上司から怪訝な顔で理由を聞かれたので、仕方なく一連の事柄を話すと、
「は~。それは思い込みじゃないの?」
と、ため息と一言で片付けられたワケですが、
それが私にとって治るヒントになったのです。
「思い込み?」
「思い込み」で私は2年間苦しんでいるのか…
だったら、どうしたら良いのだろう…
そもそも自分の脳が思い込んでいるコトだから、
思い込みを、すり替えるコトって出来ないのだろうか?
いや…ダメでもいいから、すり替えてみよう!
そこで私は。
電車の中で、自分の意識を反らすには、
どのようにしたら良いかを考えはじめました。
まずは、音楽を聞いてみようとイヤフォンをつけましたが、
耳を塞ぐことで、より閉鎖感にとらわれ、その時はダメでした。
ー考えた末、私を救う兆しのある物を1つだけ発見しました。
それはいつも鞄に入れていた、
何かしらの「本」でした。
私の脳内変換は、こうです。
私は「本」を持っている→いつでも無意識になれる→
物語の世界に没頭すれば、この空間に閉じ込められない→
「本」を持っていれば絶対に大丈夫だ!!と。
これを何度もなんども頭に叩き込みました。
いわば私の中で「本は御守り」という変換です。
そして、ついに「本」は、本当に私の御守りになったのです。
暫くは本がないとダメでしたが、
それから数年経過したら、本がなくても大丈夫になりました。
同じ様に悩んでいたり、鬱になったり、
ストレスで脳内がパンクしそうになったら…
誰も助けてくれないと嘆くよりも、
自分がコレだという好きな物を「御守り」にしてはどうでしょうか?
世界を創り出しているのは、自分の脳内。
そう考えられたなら、自分で自らを助ける事が、
きっと出来ると思います。
多かれ少なかれ誰もが抱える悩みやストレス…
私も悩みはいつも耐えないけれども、
苦しい時だからこそ、
それをプラスに変える想像ができたなら、素敵な世界が開けると思います。
日々、精進していきたいです。
文字ばかりでごめんね〜