こんにちは。夫の秋鐘です(*’▽’)ノ🔔
メダカ飼育歴8か月。まだまだ新米ですが様々な修羅場を乗り越え、ようやく水槽が安定してきた感じがします🍀✨ネットで調べた情報を試してもうまく行かずSweet☆Home独自に開発した飼育方法もあるのでまとめてご紹介します😊
小さな水槽の中で次々と起こるドラマ
まずは水槽立ち上げからの様子をご紹介します。10L水槽の中で生態系が出来上がっていく様子はとても神秘的⛩✨
紅帝メダカ
水槽立ち上げ時の3匹のうち1匹だけ生き残ることができ、追加した♀との間に子供を授かりました🤧本当に感動的!
タニシ
水槽立ち上げから1か月程経ってタニシ3匹を投入しました🐌
水槽に入れて翌日見たら4匹になってました(笑)
チュパチュパと壁を舐める様子が面白く、息子がずっと観察していました🤩
卵に大興奮な息子が虫眼鏡で観察してる姿が萌えでした🍀
タニシがチュパチュパしてる口にハマったようです🤣#アクアリウム pic.twitter.com/DdcNPUHXWl
— Sweet☆Home-夫の秋鐘 (@SweetHo84497180) June 23, 2020
ルリーシュリンプ
タニシを投入後、更に1か月程経ってからルリーシュリンプを3匹投入しました🦐黄色い綺麗な卵を抱えている様子は神秘的でした🐣
水槽立ち上げから8か月経った現在はアオミドロも全て除去されて完全な安定状態になりました✨
飼育の注意とコツ
ここからは飼育していく中で起こったトラブルと対処法について紹介していきます。
フンの除去と餌の量
※2021/08/24追記
安定状態になってからと、新規で立ち上げる場合ではメンテナンスの仕方が全く違います。
立ち上げの場合はバクテリアも居ないし海老等の掃除屋さんも投入できません(水質が安定していないとすぐに弱ってしまうから)
魚のフンを無害化してくれる存在が何も居ないということです。なので、フンは見つけ次第スポイトで小まめに除去してあげる必要があります。
餌のあげすぎも要注意です。底に落ちた餌は誰にも食べられることなく腐っていきます。少量ずつ与えて食べこぼさないように気をつけましょう。
フィルターが汚れたら飼育水で洗う
※2021/08/20追記
水槽立ち上げたばかりだと水質が安定してないのでフィルターがすぐに汚れてしまうと思います。フィルターを新品に交換すると水質が変わり過ぎるため頻繁に交換すると生体が弱ってしまいます。
そこで、交換時期より前にフィルター汚れが気になった場合は飼育水で洗う方法があります。これなら水質変化を最小限に抑えつつフィルター詰まりを解消できます。
水のストック3本
交換用の水はカルキ抜きしないと使えないのですが、カルキを抜くには1晩汲み置きする必要があります🌙
水を変えたいと思い立った時にすぐに水が変えられないと凄くストレスになるので2Lのペットボトルに水を溜めて常時ストックしています。
1度の水換えで交換できるのは1/3なので、Sweet☆Homeが使っている10L水槽だとペットボトル2本ストックしとけば十分なんですが、緊急時に半分入れ替える必要が出た時を考えて3本ストックしてます。
ボトル1本につき『メダカの水つくり』2mlと、『卵・稚魚を守る水』20滴を投入してフリフリして置いておきます。2mlはちょうどスポイト1回分。20滴は数えながら直接投入できるので簡単です。
薬の併用はちょっと怖い所がありますが、ただのビタミン剤ですし、併用してから5か月程経ちますがメダカもタニシもエビも水草もみんな元気に過ごしているので特に問題なさそうです。
稚魚はもう大きくなりましたが、親も元気にしてるのでこの配合はそのまま継続しようと思ってます👍
両方合わせて1200円程ですが、半年くらい使えるので月々200円くらいの保守料という計算です💸
流木から出るアク
水槽立ち上げ時に何も知らず小さな流木を入れてレイアウトしたのですが、流木からはアクが出るので水質を悪化させてしまうようです🤭
1か月ほど経ってからタニシを3匹投入したのですが、3匹とも常に流木にくっついてチューチューとアクを吸い続けていました🐌水は透明なので分からないのですが、それだけアクが出ていたんだなと驚きました😳
1か月程流木に張り付いてアクをチューチューしてましたが、その後は流木にくっつくことがなくなったので吸い尽くしてくれたんだと解釈しています。(ネットでは出て来ない独自の解釈です)
アク抜き済みと書かれている商品を購入したはずですが、新規水槽の場合は投入前に自分でもアク抜きした方がよさそうです。煮たりお湯に漬けてアク抜きするそうです。
自分は使ったことが無いですが、活性炭で吸い取る商品もあるようですね。
月1回の塩タブレット健康法
気休めで買った塩タブレットでしたが、どうやら効果抜群なようだったので継続して使っていくことにしました✨
約12Lにつき1粒いれるだけで良いのでとっても簡単で使い勝手が良いです。
Sweet☆Homeが使ってるのは10L水槽ですが、1粒入れても問題は起きていません。
水換え1回につき1/3の量の水を交換するので、少しおまけして4回交換すると水を全部入れ替えたことになります。秋まで週1回水を交換していたので1月に一回様子を見ながら1粒タブレットを入れるペースで使っていました。
投入した日を付箋に貼って水槽に貼り付けとくと便利です☝️
餌は『あかね』だけでも大丈夫そう
紅色を濃くする色揚げ用の餌は健康面であんまり良くないという記事も見かけましたが、『あかね』は粒子が細かいので稚魚達も食いつきが良く、皆すくすく育っています。
というより、稚魚用の餌を無視して大人用に与えていた『あかね』を好んで食べていました。稚魚用の餌は水が汚れやすいのでやめました😅
稚魚の成長ぶりを見てると全く問題ないように感じています。親メダカも実に元気です🐠🐠
最初は700円って高すぎでしょwww
と思ってましたが、14匹の飼育でも1年で食べきれないくらいの量なので月々50円の餌代と考えると全然悪くありません。
付属の耳かきみたいな計量スプーンも調子が良く、すくう時に砕けてスプーンに付着する粉が稚魚の口に丁度良いようです(笑)
水草のトリミングと壁の苔
水草は伸びすぎると元気がなくなってしまうので伸びてきたなぁと思ったら思い切って短くしちゃった方が健康を維持できそうです✂️短い方がアオミドロが付きにくくなり、多少アオミドロが付いてもエビが綺麗に除去してくれます💈
壁に付く苔は放置しています。エビとタニシの餌になってくれるので養殖していると言っても過言ではありません🍀🐌🦐
冬に底の掃除をし過ぎて水質が悪化してしまい、黒髭藻が大量発生してしまいました。随分苔だらけになっちゃったなぁと思ってもエビ達が凄い勢いで刈り取ってくれます(笑)
2021/07/28追記
エビが刈り取るより黒髭藻の増殖スピードが速い場合は要注意です。水槽リセットのタイミングかもしれません。
マツモは初期から入れよう
アクアリウムについて全く知識が無かったので、だいぶ困った状態になってから必死に調べたんですが、水を綺麗にするには『マツモ』という水草が良いようです✨🍀
アクアリウム界隈では『マツモ神』と呼ばれるほどの存在だそうで、水中の穢れをグングン吸い取って浄化してくれます⛩
物凄く成長が早く、あっという間に水槽いっぱいになり、新芽だけ千切って古い部分は捨てるんですが、またあっという間に水槽いっぱいになります。
古い部分を残したままにしとくと黒くなって、そのうち腐って溶けてくるので早め早めにサイクルさせる方がマツモ神様にとっても良いようです✨
空気を入れるのはバクテリアのため
※2022/1/10追記
水中の酸素が少なくなると魚より先にバクテリアが死んでいきます。死んだバクテリアは水面に油膜となって出てきます。バクテリアを水槽に大量投入したら大量に酸素を消費して酸欠になってしまうケースがありました。
酸素の供給は魚のためというよりバクテリアを増やして水を綺麗にするためと心得ましょう。
冬は掃除し過ぎない方が良い
これはまだ検証中ですが、寒さでバクテリアの活動が弱くなってしまうのでバクテリアの数を減らさないように冬は水替えの頻度を減らし、底の掃除はなるべくしない方が良さそうです💦
というのも、秋までの調子で掃除して水替えしてたら寒い時期になって1週間でフィルターが詰まってしまうようになりました💦秋までは3週に1回交換でも詰まること無かったのに!
初めての越冬なのでこちらは現在検証中です👨🎓
2021/7/28追記
バクテリアを増やす事で一時的に問題は解消されましたが、根本的にはスポイトやホースが届かない砂利の奥底に蓄積される泥が原因で水槽リセットのタイミングだったようです。底掃除(砂利の上積み部分)の影響は軽微で、砂利を全部取り出して綺麗に洗う必要がありました。
2022/8/18追記
2回目の冬を越え、2回水槽をリセットしましたがフィルターが1週間程度で詰まってしまう現象は変わらず続いていました。それが、再びタニシを飼い始めたら3週間経ってもフィルターが詰まらなくなりました!!驚きです!最初の冬以降フィルターが詰まるようになった最大の原因は寒さでタニシの活動が停止したからだったようです。越冬できずタニシ達が全滅してから代わりに石巻貝、コリドラス、水草で様子を見てきましたが、苔取り&泥掃除&水の濾過3役をハイレベルにこなすタニシ様は神すぎるという結論がでました(^^)
2023/4/1追記
3回目の冬越え。今回はヒーターとエアレーションのみで、一切掃除せず水替えもせず濾過装置も停止というチャレンジをしましたが全員無事に春を迎えられました。夏に購入したタニシが爆発的に増えた結果だと思います。やはりアクアリウムの成功はタニシが握っているようです。
水の臭いをチェックする
水質が良い水槽は無臭です✨
生臭い匂いを感じたら危険なサインなので緊急メンテナンスしましょう。水を半分入れ替える、フィルターの交換、底の掃除、水草のトリミング、バクテリアの投入🛁
これを全て同時に行うと急に環境が変わりすぎてメダカ達の負担になってしまうので慌てず、1日1つ片付けていくようにすると良いです☺️
それくらい水の臭いは重要なのですが、自分含め水槽=臭いという認識をしている人が大多数であることは実は不思議なことなのです。おそらく幼少期に知識が無いままお祭りの金魚を飼い始め、トラウマを植え付けられるパターンなのではと考察しています🥲
ちなみにSweet☆Homeが使ってるバクテリアはこれ。高いけど安心するので😅
水替えした後にキャップ1杯加えています。おまじないって感じです。
※2022/5/6追記
水が臭ったのでお試しでスーパーバイコムを入れたら1日で無臭になりました。その日は濾過器を回すのを忘れてたのでバクテリアと空気だけで1晩で浄化されてしまい驚きました。お高いけどお勧めです!
お薦めのアイテム
ここからはSweet☆Homeお勧めのアイテムについて紹介していきます。
ラクテリアの循環器は掃除ラクラク。パイプ掃除用のブラシは必要。
半年以上掃除して無かったのでかなり汚れてました。でも半年に1度の掃除でも十分かもしれません。1年は溜めない方が良いと思いました。
ポンプは分解と組み立てがとっても簡単ですが、分解した後に穴の中を掃除する所で道具が必要だと思いました。パイプの中を掃除するのにも必要なので針金が付いた細いブラシがあると捗ります。100円ショップで十分です。
コンプレッサーの振動を抑えるのにゴムマットが有効だった
空気を送り出すコンプレッサーはかなりの振動があり、壁に掛けたら物凄い騒音になってしまいました🤯
そこで100円ショップで耐震ゴムマットを買ってコンプレッサーと壁の間に挟んでみたら見事に音が無くなりました!😴
エビの移動に『おたま』稚魚の移動に『カンロ杓子』
水槽と水槽を移動させたい時にメダカ用の網を買いましたがなかなか難しいです。特にエビは跳ねるし稚魚は捕まらないし、大人のメダカだって捕まえられずに網で追いかけまわしてるとストレスで弱ってしまいます・・・😵
そこで『おたま』と『カンロ杓子』を使ってみたらビックリするほど簡単に捕獲でき、移動時も余裕でした!!✨
水から上げられちゃうとビックリして暴れるわけですが、『おたま』で水ごとすくうと2周くらい『おたま』の中を泳いですぐに落ち着いてくれます。
水ごと水槽を移動させれば水合わせの心配も少ないのでお勧めです☺️
稚魚の場合は『おたま』だと大きすぎて狭い隙間や壁際に逃げられると手が出せなくなってしまいます。そこで『カンロ杓子』を使います。
稚魚は危険を察知して下に高速移動するので自分からカンロ杓子の中に入ってくれます。
稚魚、針子の移動には物凄い労力と時間が必要で気が遠くなってしまいますが、この方法だと本当に一瞬で終わります!どうして誰も教えてくれないの!(笑)
人口の産卵床は不要。ウィローモス最強。
メダカが卵を抱えるようになったので人口の産卵床を設置してみましたが、完全に無視でした。全てウィローモスに産み付けられ、取り切れなくなったのでウィローモスごと別の水槽に移動させました。
景観が淋しくなったということでもう1個ウィローモス(無農薬)を買ってきて入れてみたところ、まだ産毛くらいのウィローモスに無理やり卵をこすりつけていて笑いましたwww
人口産卵床は景観が悪くなるし、メダカが餌を食べにくくなるし、完全に無視されてるしで買ったことを後悔しました😵
底の掃除は巨大スポイト!
底の掃除ってどうやれば・・・と検索すると掃除用のポンプ式ホースが説明されます。ショップで見ても売り上げNo.1!必需品!みたいな感じです。Sweet☆Homeでも買ってみましたがどうにも良くありません🙅♂️
ホースのここがダメ①
吸引が始まるまでに水槽でバチャバチャ水をかき混ぜることになりメダカ達がびっくりしてしまう。水槽内の汚れも拡散してしまい取りにくくなる。
ホースのここがダメ②
吸引が始まると一瞬で水を吸い尽くしてしまい汚れを取るより水が減る方が早い。水量は調節できるが、吸引開始時は全開にしておく必要があり、吸引が始まると一瞬で吸い尽くしてしまうので忙しい・・・
ホースのここがダメ③
口径が大きいので狭い隙間に蓄積する汚れを吸引できない
ホースのここがダメ④
片付けが面倒。収納場所も結構スペース取る。
こんな感じでもう本当にストレス溜めまくってましたが、このポンプタイプの商品を紹介するブログ記事のコメントに「今の時代は便利なものがあるんですね!うちは未だにスポイト使ってますよ( ^^) 」という書き込みがあり、逆に「大口径のスポイトがあればそっちの方が良いじゃん!」と気付きました。
探してみたらあったんですよね!これが大ヒット!!🙆♂️
スポイトのここが最高
自分のペースでゆっくり、そ~っと優しく、水をかき混ぜることなく、ピンポイントで、狭い隙間も楽々、砂利を敷いていても詰まることなく汚れだけ吸い取って、底をくまなく掃除しても3Lくらいしか水を失わない。片付けも簡単で収納場所も取らない。
ちょうど一回の水換えが3Lなので水替え時に気軽に底掃除できて完璧でした!!
ただし、底掃除が面白すぎて掃除し過ぎてしまった結果、バクテリア不足になってすぐフィルターが詰まるようになってしまったので要注意です・・・!🤦♂️
2021/7/28追記
底掃除し過ぎに注意というのは確信していますしスポイトはお勧めです。…が、フィルター詰まりが起こる程汚れが出てしまうのはバクテリア不足以前に底砂利の奥深くの汚れが水槽のキャパを越えたという事のようです。この件に関しては水槽リセットのタイミングでした。
まとめ
水槽が安定している状態、危険信号のキャッチと備え、便利な道具の3つの視点で書かせていただきました🤗
飼育を職業としているプロの記事とは違い、日常生活の中にどのようにアクアリウムが浸透するのか想像し易いように心がけてみました🙆♂️🍀🐠
「とっても簡単でしょ?」というつもりで記事を書きましたが、あらためて眺めてみるとやっぱりそれなりに大変なことをやってるような気がしてきました(笑)
実際には全然大変ではなく、子育ての良い息抜きになっています☺️
この記事を読んでアクアリウム始めてみたいと思ってくれたり、飼い始めてみたものの何を調べて良いかも分からないと悩んでいる人の助けになってくれたら幸いです🍀
毎日10Lの宇宙に魅せられているSweet☆Home!
それでは次回もお楽しみに~🤗✨