早期英語教育によるセミリンガルリスクについて気になる方は多いと思います。0歳からおうち英語を始め6歳3ヶ月を迎えた息子の英語と日本語の様子を共有します。
語学教育の略歴
0歳からおうち英語
3歳半からインタープリ
半年後に卒園予定
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英語と日本語の様子
英語の様子
家でほとんど英語を話さなくなりました。
映画やアニメも英語より日本語を好みますが、たまに英語をリクエストする日もあります。英語で見た方が楽しいというわけではなく、自身のレベルチェックのためという感じがします。
相変わらず英語の歌を覚えるスピードは驚異的です。
絵本を読むスピードは遅く得意ではないですが、発音やアクセントは相変わらず素晴らしいです。
ネイティブの子達との発達の差を目の当たりにして少し自信を失ってしまい、英語苦手オーラをたまに見せることが出てきました。絵本の音読は特にそうで、以前は自信満々みんなの前で音読して周囲から尊敬を集めていましたが、今はみんなの前で読みたく無いと泣いてしまいます。(十分に上手に読めています)
親がduolingoで英語の勉強をしていると気になってしまうようです。どんなに集中して遊んでる時でも中断して必ず介入してきます。英語の音声が雑音ではなく言葉として認識されている証拠だと思っています。
Netflixで『My little pony』 の歌を1回聴いてパパが「歌だけ英語なんだね」と言ったら息子は「そうだね、分かりやすい歌詞だね」と応えました。
確かに短いし簡単だけどパパは集中して聴いてないと一瞬で流れてしまう歌詞が、息子はボ〜っとしながら全部言葉として聴こえていることが確認出来ました。
ゲームプレイ中、積極的にチャットに英語を書き込んでいて幼児って恐れ知らずだなと思いながら見守っています。(炎上しそうなこと書いてたから止めて話し合いました。SNSは怖い。)
音声入力でスペルを確認してそれを見ながらノートにメッセージを書いていることがあります。普通の日本人はスペルから辞書検索するので違いが面白いなと思いました。
「こういう時は何て言ったら良いかな?」と聞けばそれらしい言い方を教えてくれるため、ネイティブの子供達ともちゃんとコミュニケーションを取れていそうだなと感じています。
kids向けyoutuberのゲーム実況、自作アニメ、人形劇などはレベルが合っているようでケラケラ笑いながらよく見ています。
息子が気に入って何度もクイズにしていた単語を完全に忘れていたり、新たに教えてくれる単語があったり、凄いスピードで脳内の回路が変わってるのが分かります。
日本語の様子
日本語はyoutube視聴の影響で飛躍的に高くなっています。
「しかし、〇〇であることを考えればむしろ△△の方が正解なのでは?」
みたいに、妙に高度な日本語を使って一日中ず〜っと喋っています。
ひらがなとカタカナの読み書きはだいたいできるようになりました。一時期ひらがなブームが来て勝手にずーっとひらがなを書いたり読んだりしていたのですが、ある日「よし、だいたい覚えたな」とボソッと独り言を呟き、その日以来練習をパタっとやめました。
漢字も山、川、社など読めるものが増えていってますが完全にyoutubeの影響です。漢字に抵抗を感じていない様子に驚きつつホッとしています。
日本語優位になると英語は…
もう完全に日本語優位です。
日本語が伸び過ぎて英語の存在感が薄くなった印象です。
でもやはり耳は良くて、日本語耳では聴き取れないaとかtheとかsとかedとか全部完璧に拾ってます。「LじゃなくてRだよ」と普通に発音を指摘されることがよくあります。
聴き取れれば理解できるし検索もできる。オウム返しで確認もできる。これからの長い人生で聴き取れる耳を獲得できたことは何よりも財産になることと思います。
バイリンガルと呼ぶにはほど遠いけどすでにモノリンガルでは無いという印象です。
国立小学校受験の過去問題をやってみたりしましたが、お話の記憶など本当によく出来るのでセミリンガルの未来は全く心配していません。
まとめ
成長過程では個人差が大きいと思います。n=1の事例として紹介しました。
- 日本語優位になり英語が目立たなくなってきた
- 環境に流れる英語音声が雑音では無く言葉として聴こえ気になってしまうらしい
- まだお勉強に影響が出るかは分からないが現時点で国語は全く問題なし
- 英語耳は獲得できたので後は自力で道を切り拓いて行ってほしい
日本語の優位が目立つようになり、相対的に英語が出来なくなってきたような錯覚を感じましたが、振り返ってみると錯覚だったなと思います。
そもそも純ジャパ環境で育っていたとしても幼児の言語は未熟で、小学校で国語の授業を通して定まっていくものだと思います。
息子は日本語も英語も未熟ですが、これから文法の基礎や伝える技術などを学習していく土台は出来たので、後は本人の努力に任せるのみだと考えており、今のところ不安も後悔もありません。
小学校から英語を使う場面が無くなると1年経たずに無に帰すと言われていますが、我々は先人の経験を知り活かすことができるので無に帰すことは無いでしょう。
問題となるのは子供が学習を継続したいと思えるかどうか。聴き取れて読み書きできる言語なら学習のストレスは最小限だと思います。
毎日息子の英語耳に感動し続けるSweet☆Home!
それでは次回もお楽しみに〜╰(*´︶`*)╯♡