こんばんわ。秋鐘です。
今日は会社をサボって『コンテンツ東京2016』に遊びに行ってきました
東京ビックサイトにて2016/06/29(水)~2016/07/01(金)の期間開催であります!
■コンテンツ東京2016
http://www.content-tokyo.jp/
上司に勧められて行ってきたんですが、めちゃめちゃ面白かったです
最先端技術、最先端技術を使った最新コンテンツの実験、マーケティング、情報分析、フリーランサーと会社との橋渡し、ライセンス契約・・・etc
1か所にこれだけ多数の業種が集まる会は珍しいと思います。
技術とコンテンツの出会い、コンテンツとフリーランサー(個性的な素材)との出会い、コンテンツとマーケティングとの出会い、マーケティングと情報分析との出会い・・・
いろいろな可能性に満ち溢れていて、熱気が凄かったです。
■特別講演3本
http://www.content-tokyo.jp/
午前10:00~12:15に事前予約制で開かれた特別講演3本を受講してきました
これを見に行ったのです!
『ピクサーの最新制作技術と、クリエイティブなカメラテクニック』
内容は特別すごい技術や目新しい情報ではなかったけれど、
ピクサーのカメラ監督と約40分間ひたすらカメラのリテイクチェックをし続ける
という凄い体験ができました
「これはNGです。
一見上手く撮影できているように見えますが、背景のボルトの位置に注目して見て下さい。
ボルトがわずかに右や左に移動して気持ち悪いですね。
修正版ではキャラクターのフォロー具合はそのままに、背景のボルト位置が固定されています。
画面に映るものすべてが完璧な状態になるまでカメラチーム全員で何度もチェックを繰り返します。」
みたいな感じです。
キャラクターの映し方は良いが、背景の標識同士の重なり具合が微妙なので修正しましたとか、
延々と解説してくれてとてもエキサイティングでした
なるほどと思ったのは、
最終的な映り方をチェックするより、
カメラとキャラクターの位置関係を鳥瞰図によってチェックする方が多くの時間を取っている
とのことで、その際ピントの位置も鳥瞰図によって徹底的にコントロールされていました。
カメラの視錐上に3枚の板ポリゴンが設置されていてアニメーションしてました。
被写界深度の手前、ピント、奥を視覚的にチェックするためのカメラリグだと思います。
フォーカスアニメーションはとても難しいので、
鳥瞰図で視覚的にチェックする方法は参考になりました
フォーカスアニメーションのリテイクカットでは登壇者も大興奮してました
「1stカットでこんな愚かなことをしてしまって恥ずかしくて死にたくなった!」みたいな(笑)
残り2つの講演はこんな感じでした。
・VRの歴史と、VRのこれから
・VRを利用してタイムマシンを発明できないだろうか
VRの視覚的要件はかなりの進歩を見せているので、
次はいよいよ触覚が重要なファクターになってくる。
視覚をRGBに分解して表現できたのだから、触覚も同様に分解制御できるはずだ
という発想がなかなか面白かったです。
タイムマシンについては、VRを使って過去を追体験することは実現性が高い。
問題は未来をどのように体験するか。
過去の行動履歴などから未来の行動が予測できる。
予測した結果、人の意識が変わり、未来が変わるという実験が行われている。
VR技術が進歩して、できることが充実してきた。
庶民にも手の届く価格になってきて、普及が見込まれるようになってきた。
他業種が参入しやすい環境になってきた。
これからいよいよコンテンツの勝負が始まります。
という具合に特別講演が締めくくられ、いよいよ展示会場を視察に行ってきます。
記事が長くなってしまったので続きはまた明日!
次回もお楽しみに
新品☆2016/10/13発売予定!PlayStation VR PlayStation