こんにちは。夫の秋鐘です( ´ ▽ ` )ノ🔔
今日は日本酒『八海山』についてスピリチャルな話を書いてみるのでお暇な人はお付き合い下さいまし(^^)日本酒の用意もお忘れなきようw
お酒は大人のステータス?
若い頃は酒の味の違いが分かる大人に憧れていたものです。違いが分かる男→格好良い☆
しかし当然ながら飲み比べなきゃ分からないし、分かるほど飲むにはお金がかかりすぎる(*´ω`*)それが大人の世界…
そう思いつつも人生で2つのターニングポイントがありました。
①違いが分かる男になろうとしても無駄
酒の味やそれに合う肴が分かると評判のお友達(御曹司)に手っ取り早く教えてもらおうとした日がありました。
「味を教えろと言われても難しいな。例えば久保田を呑んだらそれが久保田の味だからな。」
「親父が好きでよく飲んでる銘柄があって、俺も一緒に飲んでるからその味はいつでも思い出せる。あとはその酒との比較って事になるかな?」
つまりこういうことか
覚えようとするんじゃなく、好きなものに浸ってたら勝手に染みついてしまうもんだと。
まずはあれこれ浮気せず、お気に入りの1本を見つけてそれだけを愛し続けるのが基本なんだな!と思ったよ。それなら予算も抑えられて現実的だしね(^_^)
②作り手や歴史に想いを馳せる
美味しんぼを読んだり、お酒のウンチク本を読んだりすると、酒の味や合う肴は魅力の半分でしか無いことが分かってきました。
そのお酒の歴史や作られた年の状況、作り手のこだわりや苦労なんかを想像しながら味わうのが醍醐味。
想いを重ねて贈り物にしたり、自分の状況に照らし合わせて余韻に浸ったり。それが大人の世界☆
たどり着いたお酒は八海山
ある経験から日本の古代書『ホツマツタエ』にのめり込み、富士五湖がかつては八湖あり『富士八海』と呼ばれていたことを知りました。
面白いな〜と思いつつ、頭をよぎったのは『八海山』
八海山を呑みながら日本神話に想いを馳せていると心地良い酔いが回り幸せな気持ちでした(≧∀≦)
清酒であればお値段も安く味もスッキリ美味しい。これに決めようと思いました。
日本酒『八海山』の歴史
さて、富士八海からとった名前だと思い込み、さぞ歴史があるお酒なのだろうと勘ぐっていたのですが、公式ページを見ると意外の連続でした。
↓↓↓八海山公式サイト↓↓↓
八海山は新潟の山だった
越後三山の雄大な山並みが見える。越後三山とは八海山(1778m)、中ノ岳(2085m)、越後駒ケ岳(2003m)の総称だ。その中でも、八海山は古くから霊峰として知られ、山岳信仰の対象になってきた。
八海山公式サイト・八海山ストーリー
八海醸造株式会社の酒「八海山」の名前は、この山から取られた。
酒蔵の歴史は比較的浅かった
古くからの地主だった南雲家が、当時の城内村長森の地で酒蔵を始めたのは大正11年のことだった。
八海山公式サイト・八海山ストーリー
魚沼というからコシヒカリを使って始めたのかと思ったら、まだコシヒカリは生まれて無かったそうで、そういう歴史も面白い(^^)
コシヒカリもまだ生まれていなかったし、冬は深い雪の中に埋もれながら、春の訪れを待つしかない土地だった。
八海山公式サイト・八海山ストーリー
酒米は日本名水100選の水が育む五百万石
五百万石というお米を使用しているようです。食用と酒用はまるで違うからコシヒカリでお酒は作れないんですね(^◇^;)知らなかった
津南の河岸段丘は段丘面の大きさや段丘崖の高さ、九段を数える段数などで日本最大規模と言われている。段丘は豊富な湧水にも恵まれ、竜ヶ窪の湧水は日量4万3000トンという水量を誇り、水質もよく、日本名水百選に選ばれている。
津南の1万年ほど前の古い地層からは、その頃、この地に住んでいた人々が使っていた石器が出てくる。縄文時代よりも古い時代に、この地に暮らした人々の痕跡だ。だが、河岸段丘ができたのは、石器時代よりもさらに前のことになる。
八海山公式サイト・八海山ストーリー
はるか昔に刻み込まれた広大な段丘。それから、雪、山、水、年月。壮大なスケールの自然の営みが、津南の五百万石を生んだとも言える。
富士八海と八海山
八海山のストーリーや五百万石から作られる味わいなど、確かに名酒であることはよく分かりましたが、富士八海と何の関係も無かったことに少しガッカリしたのでした(;ω;)
ところが…
霊峰・八海山の伏流水
仕込み水は霊峰・八海山の伏流水「雷電様の清水」。
八海山公式サイト・八海山の理念
ん⁉︎ 伏流水⁉︎ 雷電様⁉︎
雷と水といえば…
稲妻と豪雨を無駄なく稲作に利用できるように大規模な土地の改良を行い一大穀倉地帯を創り上げた偉業により、天照から『別雷の天君(わけいかづちのあまきみ)』という称え名を授かった神様がいました。
天照の孫・ニニキネです。
富士八海を創った偉大な神様です。
八海神社の御祭神
霊峰・八海山にある神社『八海神社』が祀っている神様が…
《八海神社》
新潟観光ナビ(https://niigata-kankou.or.jp/spot/12425)
うっそうとした杉並木に囲まれた八海神社は、
・クニサヅチノミコト
・ニニギノミコト
・コノハナサクヤヒメノミコト
を中心に9柱の御祭神をおまつりしています。
クニサッチは天照誕生以前の神様で各地方を治めていた八人の王を総称した名前。
ニニギノミコトは”別雷の天君”ニニキネのこと。
コノハナサクヤヒメはニニキネの妻で富士山の御祭神。
八海山の名前の由来
ハつの海…
山名は八つの峰(八つ峰)、八つの谷、あるいは八つの池に由来すると言われているが定かな説は不明。
八海山の登山記録写真(https://www.yamakei-online.com/sp/kiroku_img.php?id=725068)
富士八海の伝説
確信しました。間違いなく八海山は富士八海と関係しています。それでは富士八海の伝説を簡単にまとめてご紹介しましょう。
【富士八海の伝説】(ホツマツタエ)
ニニキネが霊峰・富士の豊富な湧水(伏流水)を利用し裾野を田で埋める事業を行なった。
富士山を囲むように八つの湖を創り上げ、田に水を供給することで奇跡的な一大穀倉地帯を成した(湖は人力で掘って作った)
八つの湖は八人の神・クニサッチを表し、中心となる富士山は始まりの神・天御祖(アメノミオヤ)を表す。
瞬く間(浅間)に天上の宮を地上に再現したので、霊峰・富士に浅間峰の別称が生まれた。
事業が成功した祝いの席でコノハナサクヤヒメと出会い恋に落ちる
この事業により天照はニニキネが自分を超えた事を悟り称える。
ニニキネの右腕(第3代オオモノヌシ)コモリはこの偉大な事業を日本各地に広めて日本を益々豊かにしていこうと工事しながら太平洋側を北上していく。青森で祖父オオナムチ(初代オオモノヌシ)に会い主君ニニキネの武勇伝を伝えると、オオナムチは感動し『ニニキネこそ真に照らす神である』と賞賛した。
青森で引き返し、帰りは日本海側を通り新潟で井堰(水の流れをコントロールする工事)を行った所までが記されている。
まとめ
いかがでしたでしょうか(^ ^)
大衆居酒屋でよく見かける日本酒『八海山』
日本の名水百選に選ばれる水で育てられた米を使い、霊峰・八海山の湧水で作られる名酒でありました。
八海山と富士八海の関係は謎のままですが明らかに繋がっており、その繋がりにはまたまたスサノオの一族が登場します。(コモリの曾祖父がスサノオ)
縄文時代、弥生時代に想いを馳せつつ、さらに太古の石器時代以前まで遡りました。生まれるべくして生まれた名酒に舌鼓を打ち、旨いものを食べる幸せ。
いつか純米大吟醸を買って何かを祝いたいと思っています(≧∀≦)
それでは今日はこの辺で。
毎日スピリチュアルな思考を続けるSweet☆Home!
それでは次回もお楽しみに〜╰(*´︶`*)╯♡